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機種選定のポイントと注意点

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一般家庭用エアコンとパッケージ(業務用)エアコンとの大きな違いは、冷暖房能力です。
さらにパッケージ(業務用)エアコンは、オフィスや店舗などの中規模な「オフィス店舗用」と、
ビルや大型施設などの「ビル用システムマルチ」に分けられます。
パッケージエアコンは、広さや高さ、用途を考えて選択する必要があるため、
さまざまなタイプの室内機が用意されています。

パッケージ(業務用)エアコンの機種選定のポイント

業種・店舗の形状

通常一般家庭用エアコン(ルームエアコン)では部屋の広さ・畳数で選定しますがパッケージ(業務用)エアコンでは部屋の用途(業種内容)と広さを検討する必要があります。
なので、オフィスと飲食店では必要な能力(馬力)が変わってきます。
店舗・お部屋の形状などにより、最適な機種を選定することも大事です。

設置場所

室内機・室外機の設置場所は障害物や気流の広がり、メンテナンス性、動線などを計算して設置場所を決めます。

業種タイプ

一般事務所・オフィス・・・複合機等のOA 機器からの発熱も考慮する必要があります。
一般商店・・・ドアが常時オープンにしている店舗や、大きな窓のある路面店は、能力(馬力)に余裕を持たせる必要があります。
飲食店・・・飲食店の厨房の熱や換気、各テーブルに熱源がある場合には、通常より大きめな馬力は必要です。特に、焼肉等で煙が出る場合には、吸気とのバランスもとても大事です。
喫茶店・理容室・・・お客様が長く座る喫茶店・理容室等では、直接エアコンの風当たりを防ぐように考慮して設置するようにします。