R

空調設備の種類について

column02

個別空調

個別空調は各フロアをそれぞれ別の会社や店舗に貸している雑居ビル等で主流の仕組み(システム)です。テナントによって空調が必要な時間が異なる場合、各フロアにスイッチ、コントロールパネルを設置した方が光熱費に無駄がなくなります。個別空調はテナントの従業員・スタッフが管理しているところが多いす。ビルによっては管理人室などで使用状況が確認できる場合があります。

セントラル空調

セントラル空調とは中央(制御室)で、空調をまとめて管理する仕組み(システム)です。
百貨店など商業施設では全手のフロアで常に人の出入りが発生します。
また、空調が必要な時間が決まっている場合が多いので、中央(制御室)で温度や湿度を管理する場合が主流となっております。
セントラル空調の場合には、管理人が空調の管理をしている場合や、専門の業者が遠隔操作をしている場合がありますので、事前に、管理形態を確認することをおすすめいたします。

部屋の形状や用途に合わせて機種の選定や台数、配置を検討しましょう

天井埋め込みカセット形(4 方向天井カセット形、2 方向天井カセット形、1 方向カセット形など)

本体は天井内に埋め込式になっており、化粧パネルだけが表面にでる設置方式。
配管類が天井裏に収納されているのでデザイン性に優れています。

ダクト形(天井ビルトインカセット形、ビルトインオールダクト形、天井埋込形)

本体は天井内に埋め込まれ、吸込口・吹出口だけが表面にでる設置方式。ダクト接続により、自由なレイアウトが可能なため、室内温度を均一にすることができます。

天井吊形、壁掛形(露出設置タイプ)

本体は天井面や壁面に露出設置されるタイプで、
一般的な家庭にも設置される家庭用エアコンのイメージです。

床置形(露出設置タイプ)

床に置くタイプ。天井設置が困難な場合に使用するケースが多く、短期間での設置が可能なので、工事費が抑えられます。高天井空間での暖房機能が気になる場所にもおすすめです。床置きのため、お手入れ、お掃除も簡単です。